息子のバースディ

息子の２１歳の誕生日は家族皆忙しく、本人も誕生日を忘れてたぐらい。

お年寄りならともかく、２１歳で自分の誕生日をわすれているなんて、ホントに自分のことには無関心な息子です。

数日後、パートが休みなので誕生日でも祝おうかと息子に持ちかけると、「２０過ぎてるから、どうでもいいという返事。主人が「まぁ決まりモンだから、お前も９時前には帰りなさい」と息子に声をかけて会社に行きます。

定番のチキンから揚げ、ポテトサラダ、蕎麦にトッピングは卵に皮をむいたミニトマト、海老、胡瓜。チキンから揚げははじめてだ。片栗粉が多すぎるような。もっと素揚げに近い感じのほうが息子は好きだったな。

息子は、八時ごろかなもどって、長女、主人がそろって、おめでとうの乾杯。と息子の食べるのが相変わらずはやい。早くケーキを食べたいというので、５つ買ってきたケーキから主役の権利で２つ選ばせました。

それもあっという間に口に入れて、満足げな息子はさっさと隣の部屋でネットを始めます。
「おや、主役がもう行っちゃったよ」と発泡酒二本目をあける主人です。

服装も構わないし、なんだか無口だけど、美味しそうにぱくぱく食べてくれれて、「おいしかったー」とだけは言ってくれるからいい息子ですね。